diary

太陽を盗んだ狼男

こないだの満月の夜にふと思い立ち、俺はワォーンと鳴きながら走り出た。久々に走る四つの足はアスファルトをガブリと噛んで、流れる風を感じて候。誰でも思い立てば吉日になれば良いのに、なんてそんな甘いメロディに身を委ね、俺は太陽を盗みに走る走る。一睡もせずに夢をみるのが得意になってきたのはいつの頃。トリップじゃ、トリップじゃ。俺が満月と目が合って太陽を盗むまでのその間、なんとも素晴らしい出来事がたくさん起きました。いつかどこかでゆっくり話します。何もかもすべてが夢じゃないってことは、まるで夢のような話しなんだけど、それがきっと夢を見るという人生に繋がるのでしょうね。大事なのは想うことだと想います。心の宇宙に空いた穴は、まあるい月か太陽か。さあさあ、お好きにどうぞ。

 

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そして、そして

 

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